もわもわした妄想を綴れたら良いな。
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14のちょっとしたお話集です。
思いつきネタで小説にするまでもない小さいお話ですが、
携帯メールを整理していたら出て来たのでここに載せてしまいます。
どれちょっと見てやろうかという方は、
下のつづきはこちらをクリックでどうぞ!
思いつきネタで小説にするまでもない小さいお話ですが、
携帯メールを整理していたら出て来たのでここに載せてしまいます。
どれちょっと見てやろうかという方は、
下のつづきはこちらをクリックでどうぞ!
・カップラーメンの作り方
ヒイロ:「湯を入れた後はひたすら三分待つだけだ」
カトル:「三分かーぼんやりしてたら過ぎてしまうし、案外難しいね」
ヒイロ:「俺は時計から目を離さない。今一周した」
カトル:「なんだか寂しいね」
ヒイロ:「なんだと?」
カトル:「ううん、なんでもないよ」
ヒイロ:「カトル、俺が時計ばかり見ているのが嫌なのか? 心は脇目もふらずお前だけを見ているが、それでも寂しいのなら脈で時間を計ることも可能だ。しかし精密な計測は出来ない。初めてカップラーメンを食べるお前にどうたら」
ぴぴぴぴぴ
ヒイロ:「という訳でアラームも設定していたんだ」
カトル:「じゃあ最初から時計見なくても良かったんじゃ……」
ヒイロ:「ふっ」
カトル:「ヒイロー!」
・悶え姿可愛い
カトル:「げほっげほっヒイローウナギの焼き加減はもうこれくらいかなあ?」
ヒイロ:「いやもう少し」
カトル:「げほげほっ炭焼きって大変だね、外だと余計に。げほっゴーグル持って来ればよかったなぁ。ね、もういいんじゃない?」
ヒイロ:「いやもう少し」
カトル:「げほっごほっ本当に? ねっねぇヒイロなんでそんなに嬉しそうにしてるの? げほっげほっ」
ヒイロ:「カトル、もう少し、もう少しだけ」
カトル:「げほっげほっげほっげほっウナギがっげほっげほっ燃えてげほっげほっこれ炭になってしまげほっげほっっヒイロー!」
ヒイロ:ニヤニヤリ
・流しそうめんのルール
カトル:「おそーめんは細くて綺麗だから、流したくなる気持ちが分かる気がするなぁ細く長く、繊細な川の流れをイメージ出来るよね」
ヒイロ:「そんな事を言っているからお前は全然そーめんを掴めないんだ」
カトル:「でも流れていくのを見ていたいんだよ」
ヒイロ:「下流の奴が予想外の量にそーめんをさばききれていない。残ったそーめんを処理するのは下流の任務だが、上流の者も適度な量に調整する義務がある」
カトル:「でもここにはヒイロと僕しかいないよ? 」
ヒイロ:「そうだ。カトル、俺の腹を見てみろ。かつてない丸みを帯び、今にも破裂しそうだ」
カトル:「ヒイロー! 」
・カトルの好きなもの
カトル:「蚊取り線香って面白いよね。ぐるぐるしてるし、なんか可愛げがあって好きだなぁ」
ヒイロ:「カトル、カトル」
カトル:「うっわぁヒイロの眉毛ってそんなぐるぐる巻きにもなるんだ! でもなんか獅子舞みたいで強そうだよ!」
ヒイロ:「強そうか」
カトル:「うん、かっこいい!」
ヒイロ:ニヤリ
カトル:「ヒイロも好きだよ!」
ヒイロ:ニヤニヤリ
・日焼け止め塗りたい
カトル:「日本の夏といえば?」
ヒイロ:「バッタを捕まえる……」
カトル:「そうなんだ! じゃあ行こうか! あっでもその前に日焼け止めを」
ヒイロ:「俺が塗ってやる!」
カトル:「えっでも顔と手に塗るだけだよ、ほらすぐ終わり」
ヒイロ:「何故お前はいつでも長袖長ズボンなんだ」
カトル:「転んでも怪我をしないように」
ヒイロ:「なるほど」
カトル:「冗談です!」
ヒイロ:「そうか?」
カトル:「そーなの!」
ヒイロ:「カトル、明日は海で泳ぐぞ」
カトル:「でもサメが出たから遊泳禁止になったらしいよ?」
ヒイロ:「サメ……だと……大丈夫だ。明日には消えている」
カトル:「ヒイロー!」
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